大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の進め方(当日)
来院後当院で実施している大腸内視鏡検査の実施手順をご説明します。
1. 検査前-点滴をおこないます
便の状態を確認後、検査着に着替えていただきます。
点滴室で点滴を行います。
検査室に移動します。
2. 挿入-肛門よりゆっくり挿入します
腸の動きを抑制する注射を使用します。希望により鎮静剤を使用します。
肛門の診察後、肛門から内視鏡を挿入し、盲腸まで観察します。
検査中は話ができ、院長に質問できます。違和感や圧迫感が強いときは、すぐに伝えてください。
3. 観察
大腸をよく観察するために横向きから仰向きになっていただきます。
腸の曲がり角ではおなかの中で圧迫を感じることがあります。
観察時間は10-15分です。
異常所見があれば必要に応じ組織を採取し、顕微鏡で詳しく調べることがあります。
また、ポリープを認めれば内視鏡的に切除できるか確認し、切除します。
4. 検査後
検査で組織検査をした方、ポリープ切除した方は出血予防のため当日は飲酒、運動をお控えください。
運転もお控えください。
看護師から検査後の過ごし方について説明します。