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小澤内科胃腸科

  • 静岡市葵区瀬名川1丁目29−32

ピロリ菌除菌治療

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ピロリ菌とは

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、胃の中に生息する細菌で、胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、さらには胃がんの原因にもなるとされています。多くの人は感染しても無症状ですが、長期間にわたる感染で胃の不快感や痛み、食欲不振、消化不良などの症状が現れることがあります。
また、ピロリ菌の感染は胃がんのリスクを高めるため、早期の診断と除菌治療が重要です。

ピロリ菌治療の流れ

当院では、下記の流れに沿って理療を進めます。

1検査
「血液検査」や「尿素呼気試験」または「内視鏡による組織検査」を行い、 ピロリ菌の有無、除菌の必要性 を調べます。
2服用開始
ピロリ菌が確認され、かつ内視鏡にてピロリ菌感染性胃炎の診断がついた場合には治療をおこないます。
二種類の抗菌薬と酸分泌抑制薬を朝食後、夕食後の1日2回服用します。これを1週間服用します。
3服用終了
服用終了後、きちんと除菌ができているかどうかを調べるために、約5週間以上の時間をおきます。
4除菌治療成功確認
ピロリ菌が完全に除菌できたかどうか「尿素呼気試験」によって判定します。
〇 除菌が成功した場合
治療終了です。ほとんどの場合再感染することはありません。
しかし発がんリスクはゼロではない為、毎年の胃内視鏡検査をすすめています。
✕ 完全に除菌ができなかった場合
抗菌薬の種類を変更して、再度除菌治療を行います。
二次除菌治療までは保健適応ですが、三次除菌治療は自費治療となります。

三次除菌治療

二次除菌治療を失敗した患者様の治療法は、保険適応となっておりません。
しかし、当院では日本ヘリコバクター学会で検討中の三次除菌治療を自費でおこなっております。

服用薬品 服用期間 自己負担金
プロトンポンプ阻害剤 2錠/日 1週間内服 17,000円(税込)
サワシリン 6錠/日
グレースビット 4錠/日
三次除菌判定(尿素呼気試験)
+後日結果説明
7,000円(税込)